この1週間は小笠原近海から日本の東海上をゆっくり北上した台風3号からの東〜南東ウネリで特に千葉・茨城、東北は久々のグッドコンディションに恵まれていた。
今週末〜週明けにかけては低気圧が東シナ海から本州に接近して東海上に抜ける予想。
前線も伴い、大きな変化が見られそうだ。
また、日本の南海上にも低気圧が進む予想となっており、どちらの低気圧も熱帯低気圧か台風に発達する可能性がある。
湘南は日曜の朝が比較的遊べそう
今週末の関東は12日の土曜が北東風。
湘南はオフショアながらスモールコンディションが続くと予想される。
千葉・茨城は11日の金曜の時点で北東風が強く、最大頭までサイズアップしてハードになっている。
土曜はその風が少しおさまる形となり、ウネリ自体は落ち着いてきそうだが、風の影響が目立つことが予想される。
北東風の影響を軽減できる場所にサーファーが集中しそう。
13日の日曜は南海上から接近する低気圧からの南東ウネリに反応する可能性がある。
湘南は北東風、後半は東〜南東風に変わる見込み。
大きなサイズアップは期待できないが、終日風は弱く、土曜よりは遊べそう。
千葉・茨城は東よりの風が吹きやすく、風波や低気圧からの南東ウネリが続きそうだが、風の影響が入り続けてしまうことが予想される。
堤防などで風の影響を軽減できる場所からチェックしたい。
西日本はオンショアメイン
西日本は東よりの風が吹き続く見込み。
国府の浜などの東向きの場所は風波でサイズアップする可能性があるが、オンショアでのサーフィンが続きそう。
宮崎に関しては東シナ海の低気圧の影響などで天候が悪く、東よりの風が吹き続く見込み。
こちらも風波でサイズアップする可能性があるが、オンショアでのサーフィンが続きそう。
日本海は山陰、近畿で変化がありそう
日本海は土曜に山陰、近畿で北東風がやや強く、風波でサイズアップする可能性がある。
風がおさまる日曜はサイズダウン。
一気にスモールコンディションになる可能性もある。
北陸、東北は週末を通して風が弱く、大きな変化はなさそう。

(THE SURF NEWS編集部)