今年11月13日〜19日にエルサルバドルで開催される、ISA(国際サーフィン連盟)主催の『World Longboard Surfing Championship』。同大会に向け、日本代表を選出するための選考大会が、湘南・鵠沼スケートパーク前ポイントで開催された。
日本代表は男女各2名ずつが予定されており、その第1枠として、女子は吉川広夏、男子は堀井哲がそれぞれ代表権を獲得した。

ロングボード代表選考の変化
これまでISAロングボード世界選手権の代表選考は、日本サーフィン連盟内でもショートボード主体の「強化部」の管轄で行われてきた。
しかし今回の選考では、その体制が見直され、ロングボードに特化した選考大会へと大きくシフト。より専門性を重視した新たな選考プロセスが導入。選考大会には独自スポンサーが付き、ライブ配信も行われての開催となった。
選考大会と2026年代表枠
2026年大会への派遣選手は、男女各2名、計4名を予定。
そのうち男女各1名は今回の選考大会優勝者が獲得し、残る1枠および補欠は推薦枠として選出される。
選考大会には、事前に発表されていたNSA/WSL/S.LEAGUEの各ランキング上位者が招集され、敗者復活戦を含む計5ラウンドで争われた。
女子は田岡なつみとのファイナルを制した吉川広夏が優勝。男子は小熊海ノ介を下した堀井哲が優勝し、それぞれ代表第1枠を手にした。
【日本代表選考基準】
◇女子
1枠目:選考大会の優勝者(吉川広夏)
2枠目:推薦枠を基に発表
補欠枠:推薦枠を基に発表
◇男子
1枠目:選考大会の優勝者(堀井哲)
2枠目:推薦枠を基に発表
補欠枠:推薦枠を基に発表
男子ヒート表

女子ヒート表

吉川広夏コメント

本日の試合を振り返って
潮が引くにつれてブレイクが速くなり、難しかったです。最初はちょっと重ためのシングルフィンを使っていましたが、セミファイナルから、エルサルバドルでも使うようなパフォーマンス系のシングルに乗り換えて、それがこのちょっと速い波にうまくフィットできて良かったかなと思います。
エルサルバドルの波について
昨年も、5月のISAと11月のWSLで2回行ったんですが、そこで向こうの波がすごく好きになってきていて。初めて行ったときはすごく苦戦したんですが、今はどの波を選べば良か、どこでノーズ、どこでターンっていう波の感じが分かってきました。
今シーズンの取り組み方
今年はLTを中心に取り組む予定で、まずは7月のカリフォルニアから始まって、次にオーストラリア、フィリピンと続いて、そこでトップに残れれば4月にまたエルサルバドルです。S.LEAGUEは4月に最終戦も控えていて、その先まだスケジュールが発表されてないんですけど、タイミングが合えば国内の試合も出たいと思っています。
堀井哲コメント

本日の試合を振り返って
ちょっと準備不足なところもあったんですけど、なんとか直前に仕上げられたかな、という感覚です。コンディションとパフォーマンスに関しても、鵠沼が地元なので、それが有利に働いた部分もあると思います。
エルサルバドルの波について
サイズがある波という意味では、少し前にJPSAのクラマスでもやっていますし、そんなに苦手意識はありません。でもしっかり身体を作って行かないと、痛い目に遭うだろうなと思うので、しっかり準備するつもりです。準備期間は結構あるので、情報を集めたり、板の準備とか、これから合わせていきたいですね。
今年の取り組みについて
自分もそれなりに歳を重ねてきていて、日本代表として出るからには、その責任みたいなものは感じています。真剣に向き合って、自分のベストが出せれば、結果はもついてくるのかなと思うし、そういう姿勢を若い子たちにも見てもらえたら嬉しいなと思います。
残る推薦枠について

残る推薦枠は、技術評価、競技成績、映像によるパフォーマンス分析、メンタル面、競技姿勢などを総合的に判断し、選考大会上位者の中から選出される。
採点についてはショートボードと同様にスコア制度を導入。日本サーフィン連盟内に、ロングボードに特化した選考委員会を設置され、早ければ4月下旬にも正式発表が行われる見込みだ。




































