11月28日に発売された「ザ・サーファーズ・ジャーナル」日本版15.4号の読みどころを同誌のコントリビューティング・エディターも務める李リョウが紹介。
Be Water My Friend

フリーサーファーとしてプロ活動を続ける松岡彗斗。ハワイのノースショアで「ウェイブ・オブ・ザ・ウィンター」のアワードを受賞したことは、未だに記憶に新しい。まさか日本人がエクストリームを競う世界で評価されるとは思いませんでした。 筆者は彼がまだ少年時代の頃に出会った記憶があります。福島で故・佐久間洋之介が紹介してくれました。その頃から才能の片鱗はすでに現れていたけど、コンペの世界に進むんだと思っていました。わからないものです。 この記事は彼が最近発表した映画『852 Down The Line-Japan』に併せて編集されています。「これが日本の波?」と驚くほどの波が次々と登場します。機会があればそちらも是非。
Hothouse

この偉大なサーフボードエンジニアを、一言で表すならば「グリノーのスプーンの生みの親」。そう言えるでしょう。このジョン・アイカート(John Eykert)という人物は、その他にもさまざまなサーフボードデザインを開発しています。ところが、まったく忘れられた存在であった。 彼のホームがサンタバーバラだったという理由もあります。このエリアってどちらかというとアンダーグラウンドな気質があり、承認欲求が控えめなサーファーが多いのです。サーフィンオタク系の方には一押しの記事です。
Surfboard On Fire

1986年8月31日のOPプロで暴動が勃発して大きな事件になりました。会場のハンティントンビーチでパトカーがひっくり返されたり、火事になったり。たしかこれって入場料を取ってコンテストを開催したんじゃなかったかな? 定かではありませんけどね。 実はその現場に、当時21才のイギリス人がいて写真を撮っていたという記事です。事件の中心、その間近で撮られたので生々しさがありますね。イアン・カーンズが責任をとってディレクターを辞めたというのは知らなかったです。 この写真は良いんだけど、ワブリトンという写真家の作品も登場してます。そっちは「~どうよ~」って感じかな。ごめん。
J Brother

ロングボードの映画『Adrift』、『Longer』の監督です。一世を風靡しました。ジョエル・チューダーが若きプリンスとしてロングボード界に君臨していた頃に、彼も台頭してきました。意外とこの人のキャリアって知られていなかったけど、今回初公開です。 コレクターとしても良い目を持っているみたいです。じつは筆者もノースショアで知り合ってサーフィンしたことがあります。すごく好印象でした。記事を読むとやはりそういうお人柄のようですが、モノに対するこだわりは譲れない、そんな感じの人かな。
North west of North point

今号のポートフォリオ、トム・ピアサルが撮った一枚。しびれちゃったんで紹介します。
(李リョウ)
THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)

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