10周年を迎えた海外メディアStabの人気企画『Stab in the Dark』
その記念すべき節目にケリー・スレーターを抜擢した本編エピソード1がついに公開された。
YouTubeでは予告編のみが視聴可能で、本編はStabの有料サブスクリプション「Stab Premium」(月額6.59ドル)での限定公開となっている。
無類のサーフボードオタクとしても知られるケリーが登場する今回は、「X(10)」を冠した特別編だ。 集結したシェイパーも、Sharp Eyeのマルシオ、Mayhemのマット、DHDのダレン、Channel Islandsのブリット、Pyzelのジョンと、過去の『Stab in the Dark』を制した歴代勝者5名という豪華なラインナップとなっている。
『Stab in the Dark』の歴史

『Stab in the Dark』は、いわばシェイパーにとってのCT(チャンピオンシップツアー)だ。
ワールドクラスのサーファーが、シェイパー名を隠された「ブラインド」状態でボードに乗り、そのフィーリングだけで勝者を決める。 あくまでサーファーの主観によるものだが、シンプルかつ非常に分かりやすいコンテストである。
ここで勝利することはシェイパーとして最大の名誉であり、10年も続く反響の大きさを見れば、一般ユーザーの購買動向にも少なからず影響を与えていることは確実だ。
この10年間で『Stab in the Dark』には、ジュリアン・ウィルソン、デーン・レイノルズ、ジョーディ・スミス、ミック・ファニング、タジ・バロウ、ジャック・ロビンソン、イタロ・フェレイラ、コロヘ・アンディーノという8人のワールドクラス・サーファーが参加してきた。
計37人のシェイパーが用意した117本のサーフボードをテストし、その頂点に立ったのが今回参加している5名のみ。 現在のCTシーンを席巻し、シェイパーランキング『Vissla CT Shaper Rankings』でも上位に残るこの5名が選ばれたのは、決して偶然ではない。
シェイパーを上回る知識を持つケリーを納得させるのは誰?

30年に渡り第一線で活躍し、11度のワールドタイトルをはじめ数々の記録を持つケリー。彼は単なるトップサーファーではなく、サーフボードに対して徹底的なこだわりを持つことでも有名だ。
デビューから全盛期にかけてはChannel Islands(アル・メリック)のボードをメインとしていたが、自らボードブランドを立ち上げてからは、様々なシェイパーとテストを繰り返してきた。
事実上の引退を経てスケジュールに空きができ、かつ膨大な知識を持つケリー以外に、10周年の『Stab in the Dark』を飾るふさわしいサーファーはいないだろう。
『Stab in the Dark』の集大成とも言える今回の企画は、まさにシェイパー版『WSL Finals』
ファイナル5の誰が優勝しても異論はないだろう。
おそらくケリー以上のテストライダーは存在しないため、逆に「今後『Stab in the Dark』という企画自体が成り立つのか?」と不安になってしまうほどだ。
興味がある方はプレミアム登録してエピソード1をチェックしてみては?
Watch: Episode 01 of Stab In The Dark X Starring Kelly Slater
https://stabmag.com/stabcinema/watch-episode-01-of-stab-in-the-dark-x-starring-kelly-slater/
(染谷たかし)














