2024年にUAEの首都アブダビにオープンした「Surf Abu Dhabi」に続き、ケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」のテクノロジーを利用した商業施設がアメリカ・テキサス州に建設中。
ケリーのInstagramを見るとすでに建設はコンクリートを流し込む段階まで進んでおり、2026年に公開予定と言われている。
建設地はウェイブガーデンのシステムを利用して2016年にオープンしながらもすぐに閉鎖された『NLand Surf Park』の跡地。
すでに2018年には土地を買収していたため、今回の建設は満を持しての着工と言える。
富裕層向けの施設
「Surf Abu Dhabi」然り、今回のテキサス州のプール然り、ケリーは世界中に建設されているウェーブプールと差別化するため、富裕層に狙いを絞っている。
テキサス州のプールは『Austinsurfclub(オースティン・サーフ・クラブ)』という名称で著名人や富裕層をターゲットにした居住型のサーフコミュニティとなる予定。
ウェーブプールは会員制で、料金も通常のウェーブプールと桁が違うという噂も…。
すでに区画販売が始まっており、スケートボード界のレジェンドであるトニー・ホークや、俳優のマシュー・マコノヒー、元フットボール選手のドリュー・ブリーズなどのセレブが土地を購入したと言われている。
Instagramのコメント欄にはウェーブプールの利用料金や新たなウェーブプール建設について否定的な意見もある。
ゴルフ界のレジェンド、ジャック・ニクラスが世界中にゴルフ場を設計しているように、ケリーはこれからも世界中にウェーブプールを建設し続けるのだろうか?
『Austinsurfclub』公式サイト
https://austinsurfclub.com/
(染谷たかし)
























