7つのリージョナルから選出された48名のジュニアによるWJCこと『World Junior Championships』が1月11日〜18日にフィリピンのルソン島、ラ・ウニオンで開催される。
ファーストコールは現地時間1月11日7時30分(日本時間同日8時30分)で35分後にスタート予定。
WJCは多くのCT選手が通ってきた登竜門であり、名誉あるタイトルでもある。
優勝すれば2026年のCS出場権も獲得できるため、CTクオリファイの近道にもなる。

19歳のCTルーキー

イベント前日に現地で行われたプレスカンファレンスには2025年CTルーキーのベラ・ケンワーシー(USA)、ワイルドカード枠のルーカス・スキナー(GBR)、WJCで2年連続QFに進出したブラジルのローラ・ラウップ、開催国の枠を得たフィリピンのトロイ・エスペジョン、ISAイベントで2階級制覇を達成したオーストラリアのデイン・ヘンリーが参加した。
現在19歳のベラはカリフォルニアのローワートラッセルズをホームとするスタイリッシュなサーファー。
ポイントブレイクを得意としており、WJCの会場であるライトのポイントブレイク「アービズトンドビーチ」では他選手にとって大きな脅威となる。
昨年のWJCは5位になっている。

CT選手でもある彼女は2025年のルーキーイヤーこそミッドシーズンカットされたが、CT枠拡大により2026年CTで再び戦うことになる。
CSでは2024年に南アフリカで優勝、ハンティントンで2位になり、ランキング2位でCTクオリファイを決めていた。
「ここにいられてとても嬉しいわ。凄い特別な場所ね。波も本当に楽しい。長い休みをとった後、競技に戻ることが楽しみよ」
イギリス初のWJCタイトルを狙う17歳

PHOTO: © WSL/Cait Miers
ISAのワールドジュニアでは2023年、2024年と2年連続でU16ボーイズで2位。U18ボーイズに上がった2025年は4位とファイナルの常連である17歳のルーカスはイギリス初のWJCタイトルを狙っている。
WSLでは2025年に足の怪我から復活して2年連続でQS『Boardmasters Open』のタイトルを獲得。
2024年はイギリスで長く続く今イベントで母国出身として22年ぶりに優勝したサーファーになっていた。
名誉ある『Rip Curl International GromSearch』にも2度優勝経験がある。
長いライトハンドで映えるパワフルで流れるような彼のサーフィンがキャリア最高の結果に結び付くことを期待されている。
「WJCのためにフィリピンに来た。ここで戦うことに興奮しているよ。本当に楽しい波だし、人々も素晴らしい。大きなステージで自分のサーフィンを見せる挑戦を得たことが嬉しいね。これまで参加した中で最大のイベントだから、凄い興奮しているよ。準備万端さ」
タイトル防衛を狙うブラジリアン

PHOTO: © WSL/Cait Miers
昨年はルアーナ・シルヴァがブラジリアン女性として初のWJCタイトルを獲得。
今年はローラ・ラウップ、ローラ・マンデリと二人のブラジリアンがタイトル防衛に向けて出場する。
プレスカンファレンスに参加したラウップは、WJCで2年連続QFに進出している強豪で、今回はワイルドカード枠で出場する。
革新的なライディングで早くからスポンサーに恵まれている彼女の2025年はQSで4度のファイナル進出、2度の優勝。
CSでは4年目にして南アフリカで3位に入るなど飛躍して現在クオリファイラインに近いランキング9位。
CT入りのラインとなる7位以内を目指し、残り2戦を戦うことになる。
「再びこの舞台に立てて興奮しているわ。WSLがワイルドカードを与えてくれて嬉しい。ヒートでは素晴らしい仕事をしたい」
フィリピンの4名のワイルドカード

PHOTO: © WSL/Cait Miers
トロイ・エスペジョン、兄のトビー・エスペジョン。
マラ・ロペス、カスレヤ・カサルスと開催国として4名の母国選手がワイルドカードで出場する。
エスペジョン兄弟はシアルガオ島出身のサーファー。
19歳のトロイは、「フィリピンを代表することができて幸せだよ。フィリピンの次の世代を鼓舞できるように、自分のサーフィンにより多くの努力を注ぐよ」と話していた。
その他、WJCチャンピオンのシエラ・カー(AUS)、昨年2位に入ったウィンター・ヴィンセント(AUS)、姉妹でISAイベントでも活躍を続けているバスク出身のハニレ・ゴンサレス・エチャバリとアネット・ゴンサレス・エチャバリ。
2024年にSF進出を果たしたペルーのアリーナ・ロドリゲス、メキシコのルーカス・キャシティ、インドネシアのディラン・ウィルコキセンなど強豪が数多く出場する今年のWJC。
日本からはアジアリージョナルのランキングから渡邉壱孔、佐藤利希。
松岡亜音、佐藤李の4名。
ワイルドカード枠で池田未来と計5名が出場する。
コンテストはWSL公式YouTube、公式サイトで配信予定。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
Women’s Opening Round Matchups:
HEAT 1: Laura Raupp (BRA) vs. Anastasia Venter (RSA) vs. Stella Green (AUS)
HEAT 2: Annette Gonzalez Etxabarri (EUK) vs. Zoey Kaina (USA) vs. Skai Suitt (HAW)
HEAT 3: Arena Rodriguez Vargas (PER) vs. Maria Salgado (POR) vs. Cathleya Casals (PHL)
HEAT 4: Bella Kenworthy (USA) vs. Catalina Zariquiey (PER) vs. Mara Lopez (PHL)
HEAT 5: Janire Gonzalez Etxabarri (EUK) vs. Sumomo Sato (JPN) vs. Luara Mandelli (BRA)
HEAT 6: Mirai Ikeda (JPN) vs. Anon Matsuoka (JPN) vs. Carla Morera de la Vall (ESP)
HEAT 7: Talia Swindal (USA) vs. Vaihitimahana Inso (HAW) vs. Emily Jenkinson (RSA)
HEAT 8: Reid Van Wagoner (USA) vs. Sierra Kerr (AUS) vs. Isla Huppatz (AUS)
Men’s Opening Round Matchups:
HEAT 1: Oliver Zietz (NLD) vs. Willem Watson (AUS) vs. Lukas Skinner (GBR)
HEAT 2: Keoni Lasa (EUK) vs. Nadav Attar (ISR) vs. Hugh Vaughan (AUS)
HEAT 3: Lennix Smith (AUS) vs. Conor Donegan Santos (ESP) vs. Toby Espejon (PHL)
HEAT 4: Winter Vincent (AUS) vs. Riki Sato (JPN) vs. Troy Espejon (PHL)
HEAT 5: Lucas Cassity (MEX) vs. Ryan Kainalo (BRA) vs. Dylan Wilcoxen (INA)
HEAT 6: Connor Slijpen (RSA) vs. Ikko Watanabe (JPN) vs. Gabriel Klaussner (BRA)
HEAT 7: Dane Henry (AUS) vs. Alfonso Suarez (ESP) vs. Ben Esterhuyse (RSA)
HEAT 8: Rickson Falcao (BRA) vs. Will Deane (USA) vs. Kingston Panebianco (HAW)
(黒本人志)














