(13歳のジンジャー・カイミ) PHOTO: © WSL/Laurent Masurel

13歳のイタリア人女性、ジンジャー・カイミがワールドツアーにデビュー

7月26日からカリフォルニアのハンティントンビーチで開幕する2025年のLT(ロングボードツアー)の第1戦『Lexus US Open of Surfing』に13歳のイタリア人女性、ジンジャー・カイミが出場する。

ジンジャーは6月にスペインで開催されたLQSで長年ツアーを回り、ISAでは2度の金メダルを獲得しているフランスのアリス・レモーンを倒して優勝。
ヨーロッパリージョナルのランキングで2位に浮上してLTクオリファイを果たした。

ジンジャーは父親がイタリア人、母親が中国人のハーフ。
イタリア語、北京語、英語、スペイン語、フランス語と5ヶ国語を話す。
3歳でサーフィンを始め、7歳には大会デビュー。
2024年にエルサルバドルで開催されたISAイベントにイタリア代表として出場して54人中21位に入り、翌年には16位になった。
そして、13歳で世界頂点のツアーに入り、自分の倍の年齢の選手たちと戦う。

まだ学生のジンジャーは、ツアーを回るためにアートに特化したオンラインスクールに転校。
カリフォルニア、オーストラリア、アブダビの全てのイベントに出場する予定だ。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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