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QS6,000『Vissla Sydney Surf Pro』 ケリー・スレーターは敗退、大原洋人、脇田紗良、前田マヒナがR5進出!

ワールドタイトルを連続で獲得していた全盛期、シドニーから北上したノースアヴァロンに別荘を持ち、この土地でのQSにも参加していたケリー・スレーターが10年以上の歳月を経て戻ってきた!

世界中でケリーの人気は衰えることを知らないが、CT開幕戦の直前に参加したマンリービーチでのQS6,000『Vissla Sydney Surf Pro』は本人が驚くほどの熱狂的なファンがケリーを囲んでいた。

シード選手としてR2から登場したケリーは夏のシドニーのアベレージサイズ、コシ〜ハラのビーチブレイク、スモールコンディションで20歳以上も年の離れた若いQS選手との勝負を難なくクリア。
ヒート終了後のポストインタビューの後は時間の許す限り、神対応とも言えるファンサービスに努めていた。

翌日、現地時間3月21日に行われたR3も前日と同じようなスモールコンディション。
ニューキャッスルで優勝したばかりのアレックス・リベイロ、ジェシー・メンデスと二人の強豪ブラジリアンに囲まれてポテンシャルのある波を掴めずにあっけなく敗退…。

波選びに苦労してR3で姿を消したケリー
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イベント前に話していた2019年シーズンの大局的な考え方の通り、今回のQSは1年半ぶりにフルタイムのツアーに戻る前の良いウォーミングアップだったが、ファンにとってはもう少し楽しませて欲しかったし、本人もあと数ラウンドは勝つつもりだっただろう。

「まともな波を見つけることができなかったよ。数少ない良い波は奪い合いの末にジェシーとアレックスが乗ってしまったのさ。マンリーに戻ってこれたことは本当に嬉しいし、週末にサーフィンするのも楽しみ。でも、コンテストに参加できないのは残念だね。ビーチにいる沢山のファンには少し圧倒された。でも、あれほど応援してくれるのは凄い嬉しいよね。一人一人に感謝したいけど、あまりにも人が多くてね・・・」
ケリー・スレーター

マンリービーチはケリーフィーバーに沸いた
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ヒートには負けたケリーだが、週末には2Xワールドチャンピオンのトム・キャロルとのサーフセッションが行われる。
その他にもモーリス・コール、サイモン・アンダーソンなどを招いたサーフボードのシェイプのデモンストレーションや、様々なイベントが開催予定。
大都市のシドニーからフェリーや車で気軽に来れる距離にあるマンリービーチはかつて『US Open of Surfing』をモデルにした『Australian Open of Surfing』が開催されていたほど集客力があり、連日大賑わいだ。

土壇場で逆転に成功した大原洋人
PHOTO:© WSL/Dunbar

コンテストの方は同時開催のウィメンズQS6,000『Sydney Women’s Pro pres. by Sisstrevolution』共にR5を戦うベスト16が決定。

QSランキングトップのジャドソン・アンドレ、2012年に優勝経験があるマット・バンティング、2019年のCTルーキー、ソリ・ベイリーや返り咲き組みのリカルド・クリスティ、ウィメンズではマリア・マニュエル、タティアナ・ウェストン・ウェブ、ブロンテ・マコーレー、ブリッサ・ヘネシー、キャロライン・マークスとCT選手が5名も残っている。
日本人では大原洋人、脇田紗良、前田マヒナの3名がR5進出。
週末もスモールコンディション、特に土曜日は風が悪い予報なので、難しい戦いを強いられるだろう。

ちなみにスネークことジェイク・パターソンのQSチームに入った大原洋人は、マンリービーチの前に開催されたニューキャッスルでのQSで9位に入る活躍。
新しい「Snaketales」の動画でも主役級の扱いだ。

WSL公式サイト

(空海)

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