(「パイプラインの女王」モアナ・ジョーンズ・ウォンも出場) PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

【開幕直前情報】五十嵐カノアも出場!CS第6戦『Lexus Pipe Challenger』

2025/2026CSの第6戦『Lexus Pipe Challenger』が、1月29日から2月9日の期間、オアフ島ノースショアのパイプラインで開催。

メンズ10枠、ウィメンズ7枠のCTクオリファイをかけた争いは、いよいよ佳境。
今大会はCS史上初となるパイプラインでの開催であり、その歴史的な一戦を前にヒート表が公開された。

パイプラインのスペシャリストがスタンバイ

PHOTO: © WSL/Tony Heff

『Lexus Pipe Challenger』には、通常のRound of 80に先立ち、事実上のトライアル枠としてOpening Roundが設けられ、元パイプマスターのジェイミー・オブライエン、2018年『Volcom Pipe Pro』勝者のジョシュア・モニーツ、元CT選手のエゼキエル・ラウを始め、メイソン・ホー、ビリー・ケンパー、コア・ロスマン、カーラ・グレース、コア・スミス、ベンジー・ブランド、シェルドン・パイション、シャイデン・パカロ、イーライ・オルソンなどパイプラインのスペシャリストがスタンバイ。

ちなみにJOBことジェイミー・オブライエンはパイプハウスを賃貸にして引っ越したことを告白している。

更にトップシードには五十嵐カノア、グリフィン・コラピント(USA)、バロン・マミヤ(HAW)、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)、ガブリエラ・ブライアン(HAW)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、エリン・ブルックス(CAN)、ルアーナ・シルヴァ(BRA)、イザベラ・ニコルス(AUS)などのCT選手がクレジット。

現在ランキング8位とクオリファイ圏内まで一つの位置にいる都筑有夢路は最初のヒートでガブリエラと戦うことになった。

CSとはいえ、マスターズのような特別感があるイベントはWSLファンなら見逃せない。

ハワイのベストメンバーが揃う

(イーライ・ハンネマン) PHOTO: © WSL/Tony Heff

CS初のパイプラインイベントは、通常と全く違う展開が予想される。

普段から混雑しているパイプラインはローカルやこの場所で認められているサーファーが圧倒的に有利であり、オーストラリアでの最終戦を前にランキングが大きく変動する可能性もある。

注目すべきハワイアンは日本人とのハーフでもあるシオン・クロフォード、フィン・マクギル、ルーク・テマ、ルーク・スワンソン、オリバー・ザイツなど。

ウィメンズでは直近の『Florence Pipe Pro』で活躍したエウェレイウラ・ウォン、WJCで3位に入ったアイヒティマハナ・インソなどが期待されている。

マウイ島出身のサーファーでは、イーライ・ハンネマン、イアン・ジェンティル、イマイ・カラニ・デボルト、ジャクソン・バンチがCT返り咲きを目指し、中でもイーライはカレントリーダーで、早ければ今イベントでクオリファイを確定する可能性がある。

パイプで競技することに興奮している。数名でサーフィンする機会は本当に貴重なので、それだけでも特別だと。2025年に良い年を過ごした後、2026年へと繋げるチャンスであると感じている。この勢いを確実に継続し、そして楽しみたい。そして、今年CTへの戻りのチケットを予約したいね」

ウィメンズは7名のCT選手が出場

(『Florence Pipe Pro』ではカリッサとファイナルで戦ったガブリエラ)
PHOTO: © WSL/Tony Heff

7名のCT選手が出場するウィメンズサイド。

中でもハワイアンのサクラとガブリエラは優勝候補の筆頭と言える。

カウアイ島出身、2025年CTランキング3位のガブリエラは直近の『Florence Pipe Pro』にも出場して2位になっている。

「パイプラインでのCSイベントでサーフィンをするチャンスを得られて、とてもワクワクしている。誰もいないパイプラインでサーフィンする機会をもらえる時はいつでも本当に良い経験になる。特にCTの最終戦になるから、なおさらよ。パイプラインや、ヘビーな波で、女性がジャージを着るチャンスが増えているのは、とんでもなく凄いことだと思う。それがレベルを非常に引き上げたと思うし、私たちはお互いを高め合っている。男子も女子も、本当に才能豊かな選手が沢山いる。今年の女子の注目株はティア・ゼブロウスキーだと思う。彼女は年齢の割にとても成熟したサーファーで、ヤバいスタイルを持っている。エデン・ワラもキレキレのライディングをしているし、彼女のスタイルは見ていて本当に楽しいわ」

特別なラウンドが設けられたイベント

(直近のサンセットでのQSで2位になったジョシュア)
PHOTO: © WSL/Tony Heff

前記の通り、今イベントには通常のRound of 80の前にOpening Roundが設けられ、それが事実上のトライアルのような形になっている。
それはハワイアンでもイベント直前に知らされたため、興奮しているようだ。

「予想外だった。何人かはワイルドカードをもらえればいいなと思っていたけれど、専用のラウンドがあるっていうのは本当にクールだね。このラウンドは実際の大会の最初のラウンドよりも難しくなると思う。パイプラインでもトップクラスの連中が集まっているし、本当にタフな戦いになるだろう。パイプで試合をするのは特別なことなんだ。ウェイティング期間中は、とにかくどんな試合にでも出たいと思うものだし、あそこで時間を得られるわけだから。世界中のトップ選手たちと競い合えるのは最高だよ。彼らの多くはここでの経験があまりないけれど、レベルがすごく高いから、一度コツを掴むチャンスを与えれば、彼らはすぐに突っ込むことを覚えるだろうね。とにかく、このチャンスに本当にワクワクしているんだ」

このコメントを残したのはセス・モニーツの兄で2018年の『Volcom Pipe Pro』勝者、ジョシュア・モニーツ。
ジョシュアは2025年シーズンのQSでも活躍。
サンセットで2位、ハレイワで5位となり、ランキング5位になった。

(モアナ・ジョーンズ・ウォン) PHOTO: © WSL/Tony Heff

ウィメンズサイドには「パイプラインの女王」モアナ・ジョーンズ・ウォンが出場する。
他の選手にとって彼女以上に脅威になる選手はいないだろう。

「パイプでの初のCSに出場する一員になったことは、最高よ。最は常に歴史的である。私にとって、これは実際にパイプラインで開催される史上最大のコンテストであると思う。CSでこのような波を見るのは素晴らしい。全てのパフォーマンスを見るのが待ちきれないわ」

その他、ゾーイ・マクドゥーガル、スカイ・スイット、ゾーイ・ザイツ、マリア・リマ、チェズニー・ギネットがワイルドカードで出場する。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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