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カタンドゥアネス島(フィリピン)へ初サーフトリップしてきた体験談

前回のコラムに引き続き、今回は実際にカタンドゥアネス島へとサーフトリップしてきた内容となります。

まず今回は波を当てるのは厳しいと分かった上で、リサーチのようなトリップになると想定してカタンドゥアネス島プラランビーチへと向かいました。

僕はインドネシアの主要なサーフエリアの多くを訪れたことがあり、どのエリアも大抵は何不自由ないほど全てが揃っています。

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それだけにプラランビーチに辿り着いた時に真っ先に感じた印象は、このエリアを含めカタンドゥアネス島の中心地を除いては「Raw」と感じました。

「Raw」は日本語でしっくりくる表現が見つからないのですが、手付かずの自然が残っているという前提の中で荒々しさが見え隠れする部分があると言った感じ。

手付かずの自然と言うと聞こえはいいのですが、その中には危険も潜んでいるというイメージになります。

だからこそ、ビジターサーファーがインドネシアのようにバイクレンタルをして、自由に単独行動するようなエリアではないのです。

ローカルサーファーと繋がり、一緒に行動することで初めてサーフトリップとして成立する今の時代にはそぐわない世界が広がっていました。

正直言って、こんな世界がまだ残っているんだと驚いたほど。

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と言うのも、カタンドゥアネス島は僕が翻訳を手掛けたワールドストームライダーガイドにも掲載されているエリアで、同書がリリースされたのは20年以上前のこと。

英語版もリリースされているので、サーフトリップ好きならばカタンドゥアネス島を知っていても何ら不思議ではないのに、良い意味で発展していなかったのですから。

そんなエリアなので最も恐れていたのはボトムで、自然豊かなエリアはライブコーラル(生きたサンゴ礁)が多いイメージのためです。

地球環境を考えればライブコーラルが豊富な方が良いのですが、ライブコーラルは触れるだけで皮膚が切れたりと危険なため、一つの懸念事項として気になっていました。

結果的には、僕は2か所のサーフスポットで入ったのですが、どちらもほぼデッドコーラル(死んだサンゴ礁)だったので問題なかったです。

ただし、物理的に潮が引いていると浅くなりすぎるので、潮位は1メートル以上は必要といった感じでした。

波的には僕は今回は全く当たらなかったのですが、かなりポテンシャルの高さを感じたので今年も必ず訪れるであろう場所になりました。

サーフトリップらしいサーフトリップを味わえるカタンドゥアネス島は、本当におススメの場所です。

(World Surf Movies)

※本コーナーでは、波情報BCM内で公開されているコラムの一部を掲載しています。

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