師走らしい厳しい冷え込みの日が多くなったこの1週間。
週末は寒さは和らぐものの、天候が崩れる予報。
また、週明けは一旦晴れて気温が下がり、週の中盤に一雨ありと周期的な変化が予想されている。
ちなみに関東では水温が大分下がっており、千葉ではフル装備のサーファーが目立っている。
一方、昨年同様に茨城は比較的水温が高く、南部はノーブーツでも大丈夫な水温を保っている。
これは一説によると千葉は親潮の影響を受けやすく、茨城は地形的に暖水が滞留しやすい状態になっているからとのこと。
特に北風が吹き続いた時はこの現象が起こりやすいとされている。
関東は土曜の千葉・茨城狙い
今週末は二つの前線を伴った低気圧が通過する予想。
20日の土曜。
関東では湘南が北〜北東風。
沖合では南東風が強まる傾向となり、後半にかけてサイズアップする可能性があるが、大きな変化は期待できない。
千葉・茨城は北西〜南〜南西風。
低気圧からの北東ウネリの残りに加え、高気圧からの吹き出しによる東ウネリの反応が良くなり、風をかわす場所は遊べるコンディションが期待できそう。
21日の日曜は全体に南〜南西風が強まる見込み。
湘南や千葉の南向きの場所を中心にサイズアップする可能性はあるが、厳しいコンディションが予想される。
一宮周辺は茨城南などの南〜南西風をかわす場所でも風が強過ぎる可能性がある。
悪天候も予想されているため、最新の情報を参考にして慎重に行動したい。
西日本は日曜に良くなる可能性も
西日本は土曜に東よりの風がやや強まり、サイズアップする可能性がある。
大きな変化も考えられるが、この日は厳しいコンディションが予想される。
日曜は南〜南西風、後半は北西風に変わる見込み。
低気圧や前線の動向次第で予想は変わりやすいものの、コンディションは上向いてきそう。
宮崎に関しては土日共に朝一狙いが良さそう。
高気圧からの吹き出しや、低気圧の通過に伴い東〜南東ウネリの反応が良くなり、遊べるコンディションが期待できそう。
日中は土曜が南東風、日曜は北〜北東風がやや強まる見込み。
日本海は風の影響が大きく出てしまいそう
日本海は土曜に東北で南西風がやや強まり、風波でサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待できない。
北陸以西は南〜南東風がやや強く、一部を除いて大きな変化はなさそう。
日曜は北西風が強まる見込み。
風波でサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待できない。
朝一に関しては風が弱い可能性があるので、東北は前日の風波の残りを期待して早起きして海に向かいたい。

(THE SURF NEWS編集部)














