現地時間8月3日、カリフォルニア・ハンティントンビーチで開催されていたCS第3戦『Lexus US Open of Surfing』が終了。
ファイナルデーはメンズサイドに二人の日本人選手、大原洋人と五十嵐カノアが残っていたが、カノアはQFでブラジリアンのマイケル・ロドリゲスと僅か0.39ポイント差のクロスゲームを演じて敗退。
久々の地元での大会を5位で終え、今夜にはCT最終戦の舞台であるタヒチへ向かうそうだ。
大原洋人はSFでカリフォルニア・エンシニータスのリーバイ・スロースンと対戦。
序盤は5.43、6.50を立て続けにスコアしてリードしていたが、リーバイが強烈なバックハンドで7.33を出し、その後も2本の6ポイント台を出して主導権を奪われてしまった。
後半、プライオリティを持ってポテンシャルがある波を待った大原洋人。ビーチで応援する波乗りジャパンと応援団も「波よ来い!」と願ったが、残念ながら逆転のチャンスは訪れず、USオープンでの10年ぶりの表彰台を逃してしまった。
それでもCS初の3位でランキングは28位から一気に11位までジャンプアップして次のポルトガル戦に挑む。
優勝はリーバイ・スロースン(USA)&ソーヤ・リンドブラッド(USA)の二人。
22歳、CS初優勝のリーバイは放心状態でしばらく動けないほどだった。
ファイナルデイの詳細はのちほど!
『Lexus US Open of Surfing』結果
1位 リーバイ・スロースン(USA)
2位 マテウス・ハーディ(BRA)
3位 マイケル・ロドリゲス(BRA)、大原洋人(JPN)
5位 ディミトリ・プーロス(USA)、五十嵐カノア(JPN)、タロウ・ワタナベ(USA)、ケイド・マトソン(USA)
ウィメンズ
1位 ソーヤ・リンドブラッド(USA)
2位 ティヤ・ゼブラウスキ(FRA)
3位 ブリッサ・ヘネシー(CRI)、アネット・ゴンサレス・エチャバリ(EUK)
5位 ヴァヒネ・フィエロ(FRA)、ソフィー・マカロック(AUS)、ナディア・エロスタルベ(EUK)、ヨランダ・ホプキンス(POR)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)