気象衛星画像(7月30日06:45)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(7月30日)

観測史上初、台風発生のない7月になりそうな2021年。
台風は5月、6月に1つづつ発生しただけだが、梅雨前線や低気圧による集中的な大雨で台風以上の被害に見舞われてしまった…。

なお、8月3日以降、熱帯低気圧、もしくは台風3号が台湾付近に発生することが予想されている。
その後の動向次第では梅雨前線を刺激して大雨を降らせる可能性があるので、十分な注意が必要だろう。

梅雨明けに関しては西日本で今日にも発表される可能性があるが、関東甲信はまだ先になりそう。
関東甲信の梅雨明けが8月にずれ込めば8月1日だった2007年以来、13年ぶり。
1993年には梅雨明けを特定しない例外もあった。

今年は様々なことが異例の夏になりそうだ。

週末はスモールコンディションが中心になりそう

今週末は気圧の谷の影響で北よりの風が入りやすくなる見込み。

高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが多少強まる可能性があり、関東では千葉、茨城の風をかわす場所はまずまずのコンディションが期待出来そう。
湘南は東よりのウネリを拾いやすい西湘方面が狙い目だろう。

西日本は高気圧からの吹き出しによる弱い東よりのウネリが続く程度。
ウネリを拾いやすい伊勢・国府の浜周辺でも物足りないコンディションが予想される。
ビギナー、ロング向けの穏やかな週末になりそう。

日本海では1日の土曜日に山陰で西よりの風波が僅かに強まる可能性がある程度。
北陸〜東北では風が弱く、この時期らしい穏やかなコンディションが続きそうだ。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 8/2(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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