東日本大震災から15年。未曽有の災害に見舞われた沿岸地域では復興が進み、新たな歩みを続けている。一方で、いまなお課題が残る地域もあり、震災の記憶と向き合いながら未来へと進む時間が続いている。
海と密接に関わるスポーツであるサーフィン。その中枢機関である日本サーフィン連盟は3月11日、「海と共に歩む未来へ。」と題したメッセージを発表した。
以下全文を掲載。
海と共に歩む未来へ
東日本大震災から十五年。
あの日の海を思い返すと、今も胸の奥が静かに揺れます。
失われたものの大きさと、そこから歩き始めた人々の強さを、私たちは忘れずにきました。
十五年という節目を迎えても、復興の道は続いています。
地域の営みも、心の痛みも、簡単に区切れるものではありません。
だからこそ私たちは、これからもそっと寄り添い、共に歩んでいきたいと思います。
この十五年は、私自身にとっても、未来へ向かうための大切な時間でした。
過去は変えられませんが、そこから受け取ったものを、次の力に変えることはできます。
その思いが、私の歩みを支えてきました。
言葉を継ぐことは、想いを未来へつなぐこと。
想いをつなぐことは、前へ進む力になる。
十五年の節目にあたり、改めてそのことを深く感じています。
海を愛する者として、
海と共に生きる地域と共に、
私たちにできることを、これからも一つずつ続けていきます。
その積み重ねが、未来へ向かう確かな歩みになると信じています。
犠牲となられた方々に深く哀悼の意を捧げ、
今も復興の道を歩む皆さまに、心より敬意を表します。
そして私は、仲間と共に、海と共に生きる未来のために歩みを止めません。
海と共に。
未来へ。
公益社団法人日本サーフィン連盟
理事長 寺尾 恵一





















