全7戦で争われる2025/2026のCSシーズン。
最終戦『Bioglan Newcastle SURFEST』が3月9日〜16日にオーストラリアのニューキャッスル、ミアウェザービーチで開催される。
「SURFEST」は今年で40周年を迎える世界で最も長く続いているサーフィン大会の一つ。
3度のワールドチャンピオンに輝いたトム・カレン、4度のワールドチャンピオンに輝いたウェンディ・ボタが勝利を収めた1985年に始まり、ケリー・スレーター、ステファニー・ギルモアなどのサーフィン界を代表するレジェンドや、ジョエル・ヴォーン、エリー・ハリソンのような台頭するオーストラリアの才能に至るまでが表彰台の頂点に立ってきた。
今シーズンは「SURFEST」で開幕し、「SURFEST」で幕を閉じる特別なスケジュール。
夢の舞台でもあるCTクオリファイをかけたドラマが期待される。
なお、日本人選手ではランキング11位の都筑有夢路にクオリファイのチャンスがあり、優勝が条件。
QSをスキップして早くから現地で調整を続けている。
クオリファイの可能性を残した選手が多数

2025/2026のCSでCTに入れる選手はメンズ10名、ウィメンズは昨シーズンより2名増えた7名。
すでに確定しているのは、メンズがイーライ・ハンネマン(HAW)のみ。
ウィメンズはヨランダ・ホプキンス(POR)、ティヤ・ゼブラウスキ(FRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、フランシスカ・ヴェセルコ(POR)の4名。
メンズは残り9枠、ウィメンズは残り3枠の争いとなる。
カウリ・ヴァースト(FRA)は最終戦で17位が条件と事実上確定しているが、その他の選手はランク内でもいくつかのヒートを勝ち上がらなければいけない。
WSLが公表したクオリファイの条件によると、都筑有夢路の他、ローラ・ラウップ(BRA)、テレサ・ボンヴァロ(PRT)、インディア・ロビンソン(AUS)、ソフィー・マカロック(AUS)、2018年のWJCチャンピオン、キラ・ピンカートン(USA)、ジョルガン・クズィネ(FRA)、リーバイ・スローソン(USA)は優勝が必要。

PHOTO: © WSL/Hannah Anderson
アリッサ・スペンサー(USA)、ナディア・エロスタルベ(EUK)、アネット・ゴンサレス・エチャバリ(EUK)、アナット・レリオール(ISR)、リアム・オブライエン(AUS)、カラム・ロブソン(AUS)はファイナル進出が必要。
また、ジョージ・ピッター(AUS)は、Round of 16進出が必要。
サミュエル・プーポ(BRA)、モーガン・シビリック(AUS)、ルーク・トンプソン(RSA)はQF以上が必要。
マテウス・ハーディ(BRA)、オスカー・ベリー(AUS)、ディフェンディングチャンピオンのジェイコブ・ウィルコックス(AUS)はSF以上が必要だ。
その他、メンズ17名とウィメンズ11名が数学的な可能性を残している。
サリーが戻り、フランシスカがルーキーデビュー

年明けに開催されたCS第6戦『Lexus Pipe Challenger』の結果により、ツアーのベテラン、サリーが17年連続のCTシーズンに加わることになった。
更にニューキャッスルでの開幕戦で優勝したポルトガルのフランシスカがルーキーに確定。
フランシスカは2022年のWJCチャンピオンで、現在22歳。
ランキングトップのヨランダと共に二人のポルトガル人女性がツアー入りを果たした。
「SURFESTのためにニューキャッスルへ戻ってきて、とても興奮している。このイベントとこの場所は、私にとって大きな意味を持っている。私のクオリファイシーズンの始まりを刻んだ場所だからね。常に強いサーフィン文化とコミュニティがある。再びニューキャッスルの観衆の前で競技することを本当に楽しみにしているわ。旅が始まった場所へと戻ることは、特別に感じられる」
オージーがランキングの半分を占める

パイプラインでのオージーの強力なチャージにより、メンズはCSランキングのトップ20のほぼ半分を占めている。
歴史あるミアウェザービーチのボードクラブのメンバーであるモーガンは、ハワイでカラムに次ぐ2位となり、ランキング7位とリクオリファイ圏内にいる。
「世界の舞台で競技するためにこの場所に戻ってこれて最高だね。クオリファイの話題に上がっている全員にとって重要な週になる。自分はホームのアドバンテージがあると感じているよ。人生を通してサーフィンしてきた波で、このレベルの競技ができることは本当に最高。今週、CT進出の可能性を秘めたオーストラリアンの大きなグループの一員であることを嬉しく思う。私たちは皆、力強く締めくくだろうと感じている。あとは波が上がるのを願うだけさ」
その他、ジョージ・ピッター、オスカー・ベリーはモーガンの上のランキングに位置し、リアム・オブライエン。ジェイコブ・ウィルコックスは9位と10位にいる。
11位にカラム・ロブソン、ウィンター・ヴィンセント、ジョーダン・ローラー、ザビエル・ハクスタブルが僅差で続いている。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/


(黒本人志)














