気象庁の発表によると2017年8月から7年9ヶ月続いた紀伊半島から東海沖の「黒潮の大蛇行」が5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあるとのこと。
これにより、低気圧や台風の進路が変わる可能性がある。
なお、今週は関東甲信でも梅雨に入ったような天気が続いているが、まだ気象庁から梅雨入りの発表はない。
29日の木曜に発表された気象庁の1ヶ月予報によると日本付近には梅雨前線が停滞しやすく、6月上旬から順次梅雨入りになりそう。
関東は日曜の千葉が良さそう
今週末は前線を伴った低気圧が伊豆諸島付近から三陸沖へ移動する一方、日本海にも低気圧が進む予想。
関東では、31日の土曜が湘南は北〜北西風。
低気圧からの反応は鈍そうだが、ロングなどの浮力のあるボードを中心に遊べる可能性はある。
千葉・茨城は前半をピークに北東風が強まり、低気圧が抜ける後半は風がおさまる見込みだが、風波や東〜南東ウネリが強まり、クローズアウトやハードコンディションが中心になりそう。
1日の日曜は、湘南が北東風、日中は南〜南西風。
引き続き大きな変化は期待できず、日中は風の影響が気になりそう。
風が変わる前に行動したい。
千葉・茨城は朝の内は風が弱く、日中は南東風が入りやすくなる見込み。
土曜のウネリが落ち着く傾向となり、千葉は広い範囲で回復する可能性がある。
茨城に関しては北東ウネリにシフトする予想なので、特に南部はハードコンディションが続きそう。
茨城は風が吹く前の北部狙いが無難でしょう。
西日本は土曜の前半狙い
西日本は30日の金曜の時点で東ウネリが入り、ムネ〜頭までサイズアップしている。
週末は北西風が持続して土曜は前半を中心に遊べそう。
日曜はサイズダウンが進み、スモールコンディションが予想される。
宮崎に関しては土曜の朝がベストで、東ウネリが残り、北西風。
コンディションが整う可能性もある。
日中は北東風が入りやすくなり、影響が気になりそう。
日曜はサイズダウンが進み、日中は東よりの風が吹く予報なので、早起きして海に向かいたい。
日本海は風波でサイズアップの可能性あり
日本海は土曜に山陰、近畿、北陸で北〜北西風が強まる見込み。
風波でサイズアップする可能性があり、日曜は風がおさまる傾向なので、回復が期待できそう。

(THE SURF NEWS編集部)