ジャスティン・デュポンがメキシコのコンテスト中に背骨を骨折

世界を代表するビッグウェーバー、フランスのジャスティン・デュポンがメキシコのプンタ・ブラバ・ゴルフ&サーフクラブ主催のコンテスト、『Thriller at Killers』開催中に背骨を骨折。

自身のInstagramを更新し、搬送先のサンディエゴの病室からメッセージを投稿している。

「望んでいたような投稿ではないけれど、これもまたビッグウェーブ・サーフィンの一面。私は『Thriller at Killers』のためにトドス・サントスにいたの。巨大な波に乗り損ねてしまい、セットを頭からくらってしまった。インパクトの際、波に吸い込まれる中で背中に痛みを感じたわ。すぐにエンセナダの病院へ搬送され、検査の結果、椎骨の骨折が判明。その後アメリカへ移送されて再検査を受けたけれど、幸いなことに深刻な事態(神経損傷など)には至らなかった。数週間のコルセット着用と忍耐、そしてハードなリハビリが必要だけど、数ヶ月後には海に戻れるはずよ」

「現場で私を助けてくれたすべての人に深く感謝したい。チャド、ジョジョ、ツイッギー、そしてマーベリックスのレスキューチーム。ドクター、ウォーターセーフティ、医療スタッフ、そしてソニア。特にサンディエゴの病院の全スタッフに感謝します。また、ビッグウェーブ・サーフィンのために尽力し続けているゲイリー・リンデンにも。コンディションも運営も、そして雰囲気も素晴らしかった」

「信じられないようなライディングを見せ、インスピレーションを与えてくれたすべてのサーファーに感謝します。メッセージをくれた皆さんもありがとう。私は必ず戻ってくるわ。来年、またトドス・サントスで会いましょう。支えてくれたフレッドとエリオには、無限の感謝を」

ジャスティンは、2025年12月にナザレで開催された『TUDOR Nazaré Big Wave Challenge』にて、出産後初となる2連覇を達成したばかり。

2度のXXLアワード受賞歴を誇り、彼女以上にビッグウェーブを愛しているサーファーは、性別を問わず稀有な存在だ。

ビッグウェーブには常にリスクがつきまとう。4年前にもナザレで崖の正面に流され、“チャンボ”ことルーカス・チアンカが操縦するジェットスキーによって間一髪で救助された経験を持つ。

ビッグウェーブの世界に魅了されたサーファーたちは、日頃から想像を絶する過酷なトレーニングを積み、経験を重ねている。しかし、今回の事故は、それでもなお彼らが常に死と隣り合わせの場所にいるという事実を改めて浮き彫りにした。

なお、『Thriller at Killers』は素晴らしいコンディションで行われ、今回ジャスティンを助けた一人、ツイッギーことグラント・ベーカーがメンズ部門で優勝した。

(染谷たかし)

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