オーストラリアのメディア「7NEWS」は、ニューサウスウェールズ州北部にあるカバリタビーチで、現地時間8月18日の月曜朝に男性サーファーがサメに襲われたと報じている。
サメはサーフボードの後ろ半分を噛みちぎったものの、男性自身に怪我はなかった。
現場にいたサーファーによると、ボードは真っ二つというよりも粉々になって飛び散ったそう。
男性は驚くほど冷静で、周囲で最も落ち着いており、「仕事に遅刻しないように」と心配していたいたそうだ。
カバリタビーチ周辺は、オーストラリアでもサメの目撃例が多いエリア。
1ヶ月前にも、16歳のサーファーが腕と足を噛まれる被害があったばかり。
この事故を受け、カバリタビーチは当面閉鎖され、サメの捕獲と放流を目的とした最新装置「スマート・ドラムライン」が追加で設置。
専門家は、男性を襲ったのは体長4メートル級のホホジロザメである可能性が高いと分析している。
(染谷たかし)