「EYE OF THE STORM」の中では最も長かったカリフォルニア編は最終回にふさわしく、今シーズン2回目のトロフィーを手に入れるまでの成功が収められている。
CT第8戦『Lexus Trestles Pro』でファイナルデイに残ったカノア。
今シーズンの活躍を支え、好調の要因のひとつでもあるJSサーフボードの今回使用したモデルはモンスター10のラウンドピン。
カリフォルニアで手に入れてから何度もリペアしながらファイナルに使用したマジックボードでもある。

コンテストの合間にはQUIKSILVERの新作ムービー『WASHED』のプレミアにも参加。
競技だけでなく、こうしたイベント出演もプロサーファーとしての大切な役割の一部なのだ。
コナー・オレアリー、ジャック・ロビンソンを倒してのファイナルまでの軌跡からヤゴ・ドラとのファイナルも収録。

Image: Kanoa Igarashi(YouTube)
ファイナル終了直後のカノアの素の姿が見られるのも「EYE OF THE STORM」ならではの魅力だろう。
「みんなありがとう、本当に熱い1週間だった。両親もまだビーチにいるし、10歳から変わらないなって感じかな。12歳と14歳で全米チャンプ。そして、また表彰台に立てて嬉しいよ」
「本当に特別なコンテストだった。ローワーズでサーフィンするのって本当にクレイジーで特別。子どもの頃から、CTファイナルでここに立つのが夢だった。良いヒートばかりだったし、自分のサーフィンにも満足している。また1つトロフィーを手に入れた。最高さ。シーズン残りのイベントに向けて、かなりいい位置にいると思う。止まらず進もう!」数日だけ家に帰って、次はブラジルだ!」
(染谷たかし)