現地時間2月26日、オーストラリアのフィリップアイランドを舞台としたQS4,000『Phillip Island Pro』は大会2日目を迎え、メンズのRound of 64とウィメンズはRound of 32が終了。
QSのアジアとオーストラリア/オセアニアリージョナル共催で、2026年CS出場権をかけての最後のイベントになるため、出場している選手にとってキャリアを左右する重要な一戦になる。

9名の日本人選手が勝ち上がる

アジアリージョナルのCS出場枠はランキングからメンズ5枠、ウィメンズ3枠。
これにワイルドカード1枠ずつを加えたメンズ6枠、ウィメンズ4枠を巡る争いとなる。
ウィメンズの上位は日本人が占めているが、メンズはインドネシア勢が強く、トップ5に入っているのは、小林桂と伊東李安琉のみ。
メンズのRound of 64では、伊東李安琉が先陣を切り、7.25を含むトータル13.25でトップ通過。
その他、西優司、稲葉玲王が勝ち上がった一方、黒川楓海都、小濃来波、大音凛太、井上龍一、加藤翔平は敗退。

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes


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インドネシア勢では、ディラン・ウィルコクセン、クトゥ・アグース、マデ・アリヤナが勝ち上がっている。
今イベントはリージョナルランキングの1位と2位、ブロンソン・メイディと小林桂がスキップしている。
ウィメンズのRound of 32では、脇田紗良、佐藤李、松岡亜音、鈴木莉珠、池田美来、馬庭彩が勝ち上がった一方、前戦で4位になった野中美波が姿を消している。

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勝ち上がった選手は全て良い形だったが、特に馬庭彩、松岡亜音は7ポイント台までスコアを伸ばしていた。
トータルでも14.00とこの日2番目のスコアを揃えた松岡亜音は、「とても楽しい波でした。フィリップアイランドは今回が初めてです。波は毎日あるし、みんな凄いです。とても興奮しています。波は素晴らしく、食べ物も美味しいです。男子選手たちと旅をしているので沢山のエネルギーをもらっています。QS最後のイベントなので、あとは集中するだけです。目標はCTサーファーになること。ただ楽しんでやりたいです」と勝利者インタビューに応えていた。
スネークことジェイク・パターソン率いる「SnakeTales」のメンバーでもある松岡亜音。
環境を変えることで良い流れを掴んでいる。
デイン・ヘンリーがパーフェクトに近いエアーを連発

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
この日の主役は、ISAとWSLのビッグタイトルを立て続けに獲得。
更に『Rip Curl Pro Bells Beach』のワイルドカードまで手に入れ、もはや同年代では無敵に近い存在になっているオーストラリアのデイン・ヘンリー。
公式3-4ftレンジでライト、レフト共にある波でフルローテーションエアーをメイク。
前戦のバーレーヘッズを制した勢いを維持し、9.65と9.35を重ねてトータル19.00とパーフェクトに近いスコアを揃えた。
「多くの仲間がビッグエアーをしてスコアを出しているのを見ていた。エアーには完璧な風。ライトの波で良いクローズアウトセクションもあるまさに自分の得意なパターンだった。海に出て、楽しみ、思い切りやりたかった。すでにCS枠は確保しているし、とても気分が良く、興奮しているよ。最初のラウンドでの9ポイントで優勝させてくれるわけではないので、この調子を維持し、次に向けてリセットしないとね」
その他、ディフェンディングチャンピオンのザビエル・ハクスタブルが11.65のヒートトータルで次に繋げている。

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ウィメンズは17歳コンビが活躍

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ウィメンズサイドのハイエストは8.00を出したオーストラリアのエヴァ・アルギロス。
トータルではジギー・アロハ・マッケンジーが7.75を含む14.25を揃えていた。
エヴァ、ジギー共に17歳でプロジュニアにも出場している期待の若手。
ジギーは2025年のフィリピンでのQS6,000で優勝して話題になった一人でもある。
日本とフィリップアイランドの時差は2時間。
現地時間の朝8時が日本の同日朝6時になる。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)














