現地時間2月21日、オーストラリアのバーレーヘッズで開催中のQS4,000『Gold Coast Open』は4日目を迎え、2ftの風の影響が強まる傾向となったスモールコンディション。
潮待ちを挟んでRound of 32が進行し、ファイナルデーを戦うベスト16が決定した。
当初、QF以降はマンオンマンの予定だったが、明日も波の予想が悪いため、進行を早めるために4人ヒートに変更された。
日本人選手では小林桂、伊東李安琉、加藤翔平。
ウィメンズは松田詩野、池田美来、脇田紗良、都築虹帆、野中美波と8名がファイナルデーに残っている。

CT返り咲きを目指す3名の選手が残る
風の影響が入ったスモールコンディションとはいえ、リーフブレイクのバーレーヘッズの波はポテンシャルが高く、いくつかのハイスコアが生まれていた。
メンズRound of 32のファーストヒートでは、ジャクソン・ベイカー(AUS)が終了間際に5.75を出し、更に奥のピークから3ターンコンボで8.75のハイエストスコアを重ね、トータル14.50でジェイコブ・ウィルコックス(AUS)と共にQF進出を決めた。
「かなり運が良かったと思う。あの強敵を相手に小波での競り合いでは勝てないと分かっていたヒートの一つだよ。じっと波を待ち、5ポイントを出せた。更に奥にパドルしてイベントで最高の波に乗ったんだ。かなり良い波だったね。あの波は気持ち良かったと心の中で思っていたよ。ヒートに強くなり、自分の能力を信じるためにここにいる。ガツガツした小波の削り合いはしたくない。ヒートに負けるとしても、自分が欲しい波を待ってあそこで待っていたんだ」
バーレーヘッズローカルで、昨年CTがここで開催された時も地元の応援団を前に活躍していたリアム・オブライエンは、ローカルナレッジを活かしてトータルではハイエストになる14.75をスコアしてRound of 32の最終ヒートを締めくくった。
アグレッシブなレイバックとスムーズなターンが印象的だった。
「素晴らしい週末で、天気も最高。過去最高の波ではないけど、依然として良い雰囲気。とても楽しめているし、さっきは前の数ラウンドよりも少し良いアクションができたかな。明日は波が上がってコンディションが良くなることを願っているよ」
2026年のCS出場権に重要な役割を果たす今イベント。
メンズサイドはCT返り咲きを目指すジャクソン、ジェイコブ、リアムと3名の選手がファイナルデーに残っている。
次世代オージーの争い
H6はWJCとISAのジュニアチャンピオン、デイン・ヘンリーを含むオーストラリアの次世代有望株のみが揃うカードになった。
デインが19歳、オーシャン・ランカスター、ベン・ザナッタ・クレイグが17歳、オリバー・リッセンビークが20歳。
ヒートはデインが後半に8.50を出してリードしていたが、6.50を持っていたオーシャンが終了間際に8.00を出して逆転に成功。
オーシャンはISAのワールドジュニア、U16の現チャンピオンでもある。
「勝てて良かったよ。数ヒート前から見ていて、奥にも手前にも真ん中にも波があった。アウトに出たらスペース全体を使ってみようと考えたんだ。しばらくは奥にいたんだけど、手前でスコアを出している奴の声が聞こえてきた。デインが凄い波に乗ったから、あっちの方が良いと思って彼らの方に動いたのさ。結局、ヒートの終盤に良い波だった最後の波を掴むことができた。凄い興奮しているよ」
ウィメンズは日本とオーストラリアがほぼ均等

ウィメンズサイドはRound of 32の残り4ヒートのみ行われ、日本勢は脇田紗良、都築虹帆、野中美波がQF進出。
前日のヒートでは松田詩野、池田美来がラウンドアップを決めていたため、16人中、5人と出場人数から考えても多くの日本人選手が勝ち上がっている。
一方、アジアリージョナルトップと2位の中塩佳那、松岡亜音はこのラウンドで姿を消している。
オーストラリア勢ではインディア・ロビンソンが5ポイント台を2本出して唯一トータルで2桁に乗せていた。
なお、リージョナルランキングトップの選手では、カレントリーダーのルーシー・ダラー、アイラ・ハパッツ、ウィロー・ハーディなどがQF進出を決めてランキングを固めている。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)














