Image: Stab: We like to surf(YouTube)

URBNSURFシドニーで初開催の『Stab High』にワールドチャンピオンのヤゴ・ドラとモリー・ピックラムが出場!

「スケートパーク的カルチャー」を掲げ、世界各地のウェーブプールを中心に開催されている『Stab High』

日本でも静波サーフスタジアムで2年連続開催され、通常のサーフィンコンテストとは違うパーティー的な盛り上がりを見せていた。

その『Stab High』がオーストラリアのシドニーにオープンしたばかりの「URBNSURFシドニー」で10月10日、11日に開催される。

Wavegardenのテクノロジーを使ったウェーブプールでは初のエアリアルイベントであり、史上初めて2人のワールドチャンピオンが出場する。

ライブ配信はStab Premium会員のみ

最初にお伝えすると、ライブ配信はWSLイベントのように無料ではなく、事実上有料。
Stab Premium会員のみの特典となる。
現在、「STABHIGHANNUAL」のコード入力で年間プランが10%オフになるキャンペーンも行っているので、興味がある方にはチャンスだろう。

スケジュールは以下。
日本とシドニーの時差はプラス2時間なので見やすいだろう。

予選ラウンド:10月10日(金) 午前8時〜午後5時(現地時間)
メインイベント:10月11日(土 )午前10時〜午後4時(現地時間)

出場選手

(フィジーでワールドタイトルを獲得したモリーとヤゴ) PHOTO: © WSL/Cait Miers

毎回豪華なメンバーが出場する『Stab High』だが、今回の目玉はワールドチャンピオンのヤゴ・ドラとモリー・ピックラム。
特にヤゴはエアリアルの世界でも頂点のサーファーであり、他サーファーも刺激されて『Stab High』史上最も革新的なイベントになる可能性がある。

【メンズ】
チッパ・ウィルソン、ジャド・ヘンクス、ハリー・ブライアント、エイトン・オズボーン、ヤゴ・ドラ、キーガン・パーマー、ショーン・マナーズ、ジャクソン・ドリアン、ヒューイ・ヴォーン、ノア・ディーン、イアン・クレイン、ロビー・マコーミック、ジェイコブ・セケリー、マイキー・ライト、キャム・リチャーズ、シェーン・ボーランド、デイン・ヘンリー、ノア・ベッシェン、マカナ・フランツマン、ティモ・シマーズ、ジュリアン・ウィルソン、ダコダ・ウォルターズ、バララム・スタック、リジ・マスダ、グレイソン・ヒンリックス、ドム・トーマス、マット・メオラ

【ウィメンズ】
モリー・ピクラム、シエラ・カー、ミラ・ココ・ブラウン、スカイ・ブラウン、ベラ・ケンワーズィ

【Bottle Rockets(15歳以下のメンズ)】
ロシ・カレン、ザッキー・テイラー、クルーズ・ユーロス、ジャガー・フィリップス、ルーク・ロペス、マルコ・メネンデス、ブロディ・ムリック

【Ladybirds(15歳以下のウィメンズ)】
レイハニ・ゾリック、マリ・アダム、ゾーイ・カイナ、スカイ・スイット、アイラ・ハーディ、ゾーイ・ブラッドショー、ピータ・ケンワーシー

フォーマット

(CTではエアーだけで10ポイントを出してしまうヤゴ) PHOTO: © WSL/Daniel Smorigo

【予選ラウンド】

全員が同じフィールドで戦うリーダーボード方式。
各サーファーにはライト2本・レフト2本の合計4本のチャンスが与えられ、ベストの1本が採用される。
上位10名がSFに進出し、残りはサドンデスラウンドへ。

サドンデスはサーファー1人につき1本勝負。
レフト・ライトは自由選択。
メイクすれば生き残り、失敗すれば終了。
トップ1名のみがSF進出。
2〜4位は翌日のミステリーバッグ・ラウンドへ。

ミステリーバッグ・ラウンドはFCS提供によるシークレット企画で、基準は当日に発表される。
最後の男子ファイナリスト1名が決定する。

【ファイナル】

各サーファーにはライト3本・レフト3本が与えられる。
最も高く、スタイリッシュで、完璧な1本のエアリアルで優勝を決める。

ジャッジ&ルール

ジャッジは以下。
エアリアルの猛者たちだ。

ネイサン・フレッチャー、ディオン・エイギアス、パーカー・コフィン、オジー・ライト、リー・ウィルソン、クリード・マクタガート、クレイグ・アンダーソン。

ブースには常に5人の審査員が入り、スコアは10点満点。
整数のみで小数点は使用しない。
エアリアルに失敗すると0ポイント。

WSLのような採点ではない。

同ラウンド内では全エアリアルが比較対象。
レフト・ライトは関係ない。

採点基準は高さ・スタイル・独創性・回転角度・グラブ・着地のスムーズさなどが考慮される。

5人の合計点で50点満点。
同じトリックを複数ラウンドで繰り返した場合は減点対象と単調なエアリアルで観客を飽きさせたサーファーはブーイングとなる。

とにかく凄いエアリアルをメイクしたサーファーが勝つという世界一分かりやすいコンテスト『Stab High』
日本にも間も無く上陸するWavegardenのテクノロジーを使ったウェーブプールを研究する意味でも見逃せないだろう。

Breaking: Yago Dora And Molly Picklum To Headline Stab High Sydney 2025 x Monster Energy
https://stabmag.com/news/everything-you-need-to-know-about-stab-high-sydney-2025-presented-by-monster-energy/

(黒本人志)

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