ジョン・ジョン・フローレンス Photo: snowy

時代の変わり目にあるWSL、アメリカ主導のスポーツビジネスに突き進むのか。

F+(エフプラス)

に新フォーマットのことを少し書いたけど、よく考えたらたった4人振り落とすのに2ラウンド使うって、なに?
33位4人で17位16人って、なに?
3人ヒート2回連続で3位って、なに?
など、結構突っ込みどころ満載かも。まぁ、ぶっちゃけワンスウェル、短期間で終わりたい、ウエイティングピリオド半分になれば開催経費も半減、的なところなんだろうな、と思う。世の中お金だわよ。

で、なんと一般向けに各試合でVIPパスなるものが売り出されている。
例えばGCならイベント通し券が1299オーストラリアドル。日本円で10万ちょっと、デイリーが299ドル25000円ぐらい? 一応考えられていて、デイリーのほうはエントリー形式で、エントリーした日で試合がオンになったときにはじめてカードチャージされる仕組み。ま、3日で終わるなら全日程エントリーのほうが安いのか?
昨年のプールイベントから派生したアイデアだとは思う。ま、だからと言って選手と一緒に試合が見れる的なものではなくて、観戦スタンドレベルでの一般との差別化だと思う。そのうちビーチに柵とかつくるようになるんだろうか。まぁ、いよいよサーフィンのイベントもタダではない時代がやってくるってことだ。
オリンピックのチケットが3000円とかって話だったので、これと比べるとだいぶ格安だなぁ(笑)

今シーズンからキーラン・ペロウに代わって、パット・オコーネルがコミッショナーになる。個人的には大歓迎。ただでさえ友達がどんどん減っていくツアーにあって、旧友の到来はウエルカムだ。
こちらの人事は、WSLがいよいよ全面的にアメリカになる、ということなんだと思う。
今まではコミッショナーと現場がオーストラリア、事務方アメリカのようなねじれがあったわけだけど、おそらくこれでWSLはほぼアメリカ主導になる。アメリカンなスポーツビジネスに突き進んでいくことになるんだろう。VIPパスはいい例だと思う。

そこで必要なのは圧倒的なスター選手。おそらくここが悩みのタネだ。
ケリーはきっとやめちゃうだろうし、ジョンジョンが完全復帰してまじめにトップスターやってくれるのかどうかって、結構びみょ~かなぁ、と思う。

ガブリエル・メディーナ Photo: snowy
フィリッペ・トリード Photo: snowy

じゃ、ガブとフィリッペで引っ張りますか?

なんだかんだ30年にわたってケリーにぶら下がってきたサーフシーンが、いつか直面する次の時代との変わり目にさし掛かっている。本来なら10年、20年前に変わったシーンだけど、偉大な帝王の長寿で、次の具体案が浮かばないまま30年が経過した。ケリー安定政権から戦国時代への突入なのか、カレン~ケリーに続いて、ケリーからジョンジョンへ、アメリカからアメリカへのバトンタッチとなるのか、そういう意味では今シーズンは時代の流れの中で結構カギになるシーズンなんだと思う。

いってきま~す!

F+編集長つのだゆき

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