(ヒート終了後の松岡亜音) PHOTO: © WSL/Cait Miers

ベスト4が決定!松岡亜音&渡邉壱孔が5位『World Junior Championships』4日目

現地時間12月14日、フィリピンのルソン島、ラ・ウニオン「アービズトンドビーチ」で開催中の『World Junior Championships』は大会4日目。

前日よりサイズダウンした公式2-3ftレンジの波数が少ないコンディションでウィメンズ、メンズの順でQFが行われ、ファイナルデーを戦うベスト4が決定した。

松岡亜音はアイラ・ハッパッツに惜敗、5位でフィニッシュ

(アイラ・ハッパッツ) PHOTO: © WSL/Cait Miers

ウィメンズサイドのH2では松岡亜音がオーストラリアのアイラ・ハッパッツと対戦。

Opening Roundで大会唯一の9ポイントを出した後も際立ったサーフィンを見せていたアイラに対して序盤に5.67、6.67とミドルスコアを重ねてリードしていた松岡亜音。

しかし、7.50とヒートのハイスコア持っていたアイラがプライオリティを持って辛抱強く波を待ち、中盤にクリティカルセクションでのターンの連続でフィニッシュも決めて8.07を返してトータル15.57とこの日のハイエストヒートを出して逆転。

松岡亜音はニード8.90に追い込まれ、最後までチャンスは訪れずに5位でイベントをフィニッシュした。

「彼女はとても素晴らしいサーファーであり、本当に優れたコンペティターよ。彼女はCSにも出場しているし、ヒート前は少しナーバスになった。仕事を完遂できて嬉しい。ただ自分自身の試合とコンディション、そして自分自身のプランなどに集中したの。波数は少なく、20分間波が来ない時もあるけど、一定数の流れがあって、何本かのセットが入るので、その瞬間を待つ必要がある。セットが入ればとても良い波よ」

シエラ・カーが2度目のWJCタイトルに近づく

(シエラ・カー) PHOTO: © WSL/Cait Miers

アイラのコメント通り、セット間は長いものの、前日までに比べてクリーンだったこの日のコンディションは「アービズトンドビーチ」のクオリティの高さを示していた。

2023年のWJCチャンピオンでCT入りも近いオーストラリアのシエラ・カーは2025年のCTルーキーであるアメリカのベラ・ケンワーシーを相手に8.00と7ポイント台を2本もスコア。
5ポイント止まりだったベラを完璧に抑えていた。

シエラはWJCに4度出場して3度目のSF進出。
2度目のタイトル獲得まで2ヒートに迫っている。

PHOTO: © WSL/Cait Miers

「ベラとの最初のヒートだったので、楽しかった。おかしいことに彼女はこの10日間、オーストラリアの私の家にステイしていたのよ。一緒にここへ旅をして、一緒に朝食を食べ、昨夜の夕食でも、『ああ、もっと先の対戦になれば良かったと話していたの。友人とヒートを戦うのは大好き。アイラとファイナルができたら最高ね。私たちは共にオーストラリア人であり、プロジュニアやQSを一緒に回っている仲よ。何度か対戦したこともある。大親友なので、ファイナルで勝負するのは最高に楽しいでしょうね」

その他、ハワイのヴァイヒティマハナ・インソ、バスクのハニレ・ゴンサレス・エチャバリがベスト4入りを決めている。

メンズはオーストラリア勢が席巻。渡邉壱孔は5位

(レニックス・スミス) PHOTO: © WSL/Cait Miers

昨年はインドネシアのブロンソン・メイディの強さが際立っていたWJCだったが、今年はオージーが強く、3名がSF進出を決めている。
残り1名はイスラエルのナダヴ・アタルとダークホースが勝ち上がっている。

H1ではレニックス・スミスがブラジルのリクソン・ファルカオを相手に開始3分で8.17をスコア。バックアップスコアを出すのに苦労している間にリクソンがアンダープライオリティで今大会初のフルローテーションをメイクして7.17を出してトップを奪う。
レニックは残り2分を切ってニード5.23のシチュエーション、ようやくポテンシャルがある波を掴み、6.57を出して逆転に成功していた。

PHOTO: © WSL/Cait Miers

「彼にあの波を譲ってしままい、台無しにしてしまったと思った。自分にプライオリティがあったので、『なんてことだ、自分は何をしてしまったんだ?』という感じだった。でも、最後に小さな波が来て、いくつかの小さなターンで6ポイントを出すことができた。本当に嬉しかった。少し意識がもうろうととしていたよ」

次ヒートではISAで2階級制覇を達成したデイン・ヘンリーがブラジルのガブリエル・クラウスナーを倒し、更にウィンター・ヴィンセントが渡邉壱孔を下した。
渡邉壱孔は中盤にエアーリバースをメイク、後半にはインサイドまで繋いだ波もあったが、ニード6.49で5.93と逆転には届かず、初のWJCは5位となった。

大会最終日となる5日目のファーストコールは現地時間1月15日7時30分(日本時間同日8時30分)で35分後にスタート予定。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(渡邉壱孔) PHOTO: © WSL/Cait Miers

(黒本人志)

Women’s Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Vaihitimahana Inso (HAW) 8.50 DEF. Carla Morera De La Vall (ESP) 6.03
HEAT 2: Isla Huppatz (AUS) 15.57 DEF. Anon Matsuoka (JPN) 12.34
HEAT 3: Sierra Kerr (AUS) 15.33 DEF. Bella Kenworthy (USA) 11.30
HEAT 4: Janire Gonzalez Etxabarri (EUK) 13.80 DEF. Catalina Zariquiey (PER) 9.56

Women’s Semifinal Matchups:
HEAT 1: Vaihitimahana Inso (HAW) vs. Isla Huppatz (AUS)
HEAT 2: Sierra Kerr (AUS) vs. Janire Gonzalez Etxabarri (EUK)

Men’s Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Lennix Smith (AUS) 14.74 DEF. Rickson Falcao (BRA) 13.40
HEAT 2: Dane Henry (AUS) 14.50 DEF. Gabriel Klaussner (BRA)    10.16
HEAT 3: Winter Vincent (AUS) 11.26 DEF. Ikko Watanabe (JPN) 10.70
HEAT 4: Nadav Attar (ISR) 14.27 DEF. Oliver Zietz (NLD) 13.70

Men’s Semifinal Matchups:
HEAT 1: Lennix Smith (AUS) vs. Dane Henry (AUS)
HEAT 2: Winter Vincent (AUS) vs. Nadav Attar (ISR)

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