(池田未来) PHOTO: © WSL/Cait Miers

池田未来がラウンドアップ!『World Junior Championships』2日目

フィリピンのルソン島、ラ・ウニオン「アービズトンドビーチ」を舞台とした20歳以下の世界一を決める『World Junior Championships』は大会2日目。

現地時間1月12日は初日よりサイズダウンした公式3-4ftレンジ。
ウィメンズのOpening Roundの残りヒートの後、メンズのElimination Round、ウィメンズのElimination Roundが8ヒート中6ヒート進行した。

PHOTO: © WSL/Cait Miers

3名の日本人がベスト16入り

PHOTO: © WSL/Cait Miers

今年のWJCは5名の日本人選手が出場。

初日は渡邉壱孔、松岡亜音がラウンドアップを決め、佐藤利希、佐藤李、池田未来はElimination Roundに回っていた。
ここで負けると敗退のラウンドで池田未来がフィリピンのマラ・ロペスを相手に快勝した一方、次ヒートの佐藤李はブラジルのローラ・マンデリに敗退。
佐藤利希は最終ヒートでイスラエルのナダヴ・アタールに抑えられてしまった。

これにより、Round of 16入りを決めた日本人は渡邉壱孔、松岡亜音、池田未来の3名。 多くの強豪がひしめく次ラウンドでは、さらに熾烈な戦いが予想される。

ルーカス・スキナーがハイエストを出す

(ルーカス・スキナー) PHOTO: © WSL/Cait Miers

ミドルスコア勝負のヒートが大半の中、数少ない7ポイント台を出したイギリスのルーカス・スキナーは6.67とバックアップもまとめ、トータル13.67とElimination Roundのハイエストヒートスコアを出して南アフリカのコナー・スライペンを下した。

「凄い嬉しいね。大会には十分な楽しい波だよ。とにかく動き続けて、できるだけ多くの波に乗ることで、緊張を吹き飛ばそうと考えたんだ。負けたら終わりの敗者復活戦だからね。最初のヒートでの悪かった点ばかりを気にしないことが大事だと思う。自分のサーフィンの調子自体は良かったけど、もう1本のスコアを揃えることができなかっただけだからね。だから、今回はスコアを揃えることに集中した。サーフィンは良かったし、もし良い波を得れば、もっと勝てる。ただ自分自身を信じること、それが本当に最も重要だと思う。このイベントまでの全てのトレーニングを信じ、信頼する。勝てて本当に嬉しいよ」

PHOTO: © WSL/Cait Miers

ヒートでは開始5分で12.00とスコアをまとめ、相手にプレッシャーを与えたルーカス。
初日のミスを修正してブーストがかかり、スピード&フローのあるライディングに加え、エンドセクションでのエアーリバースもメイク。7.00をマークしてハイスコアを更新した。

17歳のルーカスはISAのワールドジュニアで2023年、2024年と2年連続でU16ボーイズで2位。
U18ボーイズに上がった2025年は4位とファイナルの常連でもある。

イギリス発のWJCタイトル獲得に向けてギアを一段上げたヒートとなった。

ブザービーターを決めたブラジリアン

(ガブリエル・クラウスナー)
PHOTO: © WSL/Cait Miers

Elimination Roundのシングルスコアでハイエストになったのは、ブラジルのガブリエル・クラウスナーが出した7.33。
ヨーロッパのジュニアチャンピオン、スペインのアルフォンソ・スアレスを相手に5ポイント止まりだったが、残り25秒でニードスコアを上回り、ブザービーターで初のWJCでRound of 16行きを決めた。

「手強かったね。良いサイズの波ではなかったけど、ポテンシャルがあると思った。スコアをメイクして次のヒートに進めて本当に嬉しいよ。スコアが必要なのは分かっていた。でも、波に乗るのが怖かった。まだ足が震えているよ。良いサーフィンができて嬉しい。ヒートを通過できたこともね」

大会初の9ポイントを出したアイラ・ハッパッツ

(アイラ・ハッパッツ) PHOTO: © WSL/Cait Miers

朝一に行われたウィメンズのOpening Roundの残り2ヒートでは、アメリカのタリア・スウィンダル、オーストラリアのアイラ・ハッパッツがトップ通過を果たした。

中でも、アイラはCS選手でもあるアメリカのリード・ヴァン・ワゴナー、2023年のWJCチャンピオン、オーストラリアのシエラ・カーを相手に9.00をスコア。
すぐに6.83のバックアップスコアを重ね、トータル15.83で圧勝した。

PHOTO: © WSL/Cait Miers
PHOTO: © WSL/Cait Miers
(父のジョシュと大会入りしているシエラ) PHOTO: © WSL/Cait Miers
PHOTO: © WSL/Cait Miers

「あれは最高の波だった。素晴らしいセクションがあり、全力を尽くしたわ。気持ち良かった。あのターンは間違いなく私の武器の一つね。いつもクローズアウトセクションを探しているんだけど、あのヒートで見つけることができて良かった。ほとんどの波は後半に厚くなってしまうの。昔から誰が対戦相手かとか、自分がどのヒート順かなんて考えすぎるタイプじゃないの。ただ自分自身と波に集中するだけよ」

なお、このヒートを落としたリード、シエラはElimination Roundを勝ち上がり、ベスト16入りを決めている。

大会3日目のファーストコールは現地時間1月13日7時30分(日本時間同日8時30分)で35分後にスタート予定。
ウィメンズのElimination Roundの残りヒートから始まり、Round of 16が行われる。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

Women’s Opening Round (Heats 7-8) Results:
HEAT 7: Talia Swindal (USA) 11.33 DEF. Vaihitimahana Inso (HAW) 9.26, Emily Jenkinson (RSA) 4.77
HEAT 8: Isla Huppatz (AUS) 15.83 DEF. Reid Van Wagoner (USA) 11.57, Sierra Kerr (AUS) 10.73

Women’s Elimination Round Results (HEATS 1-6):
HEAT 1: Mirai Ikeda (JPN) 9.17 DEF. Mara Lopez (PHL) 5.57
HEAT 2: Luara Mandelli (BRA) 10.10 DEF. Sumomo Sato (JPN) 8.47
HEAT 3: Reid Van Wagoner (USA) 9.90 DEF. Cathleya Casals (PHL) 5.60
HEAT 4: Carla Morera de la Vall (ESP) 9.06 DEF. Anastasia Venter (RSA) 7.40
HEAT 5: Sierra Kerr (AUS) 11.27 DEF. Skai Suitt (HAW) 9.67
HEAT 6: Zoey Kaina (USA) 11.33 DEF. Emily Jenkinson (RSA) 5.54

Women’s Elimination Round Matchups Remaining:
HEAT 7: Vaihitimahana Inso (HAW) vs. Stella Green (AUS)
HEAT 8: Maria Salgado (POR) vs. Catalina Zariquiey (PER)

Men’s Elimination Round Results:
HEAT 1: Lennix Smith (AUS) 12.93 DEF. Troy Espejon (PHL) 7.66
HEAT 2: Gabriel Klaussner (BRA) 12.33 DEF. Alfonso Suarez (ESP) 10.93
HEAT 3: Keoni Lasa (EUK) 12.93 DEF. Toby Espejon (PHL) 9.37
HEAT 4: Ryan Kainalo (BRA) 10.43 DEF. Ben Esterhuyse (RSA) 7.37
HEAT 5: Lukas Skinner (GBR) 13.67 DEF. Connor Slijpen (RSA) 9.84
HEAT 6: Willem Watson (AUS) 13.33 DEF. Kingston Panebianco (HAW) 6.27
HEAT 7: Rickson Falcao (BRA) 10.83 DEF. Dylan Wilcoxen (INA) 8.76
HEAT 8: Nadav Attar (ISR) 10.27 DEF. Riki Sato (JPN) 7.10

Men’s Round of 16 Matchups:
HEAT 1: Lennix Smith (AUS) vs. Lukas Skinner (GBR)
HEAT 2: Rickson Falcao (BRA) vs. Ryan Kainalo (BRA)
HEAT 3: Keoni Lasa (EUK) vs. Gabriel Klaussner (BRA)
HEAT 4: Dane Henry (AUS) vs. Willem Watson (AUS)
HEAT 5: Winter Vincent (AUS) vs. Hugh Vaughan (AUS)
HEAT 6: Will Deane (USA) vs. Ikko Watanabe (JPN)
HEAT 7: Oliver Zietz (NLD) vs. Conor Donegan Dos Santos (ESP)
HEAT 8: Lucas Cassity (MEX) vs. Nadav Attar (ISR)

(黒本人志)

この記事に 関連するタグ

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。