11月1日にウェイティングピリオドに入ったポルトガルのナザレ、プライア・ド・ノルテを舞台とした『TUDOR Nazaré Big Wave Challenge』にイエローアラートが発令。
現地時間12月13日土曜の開催日に向けてスタンバイ状態となった。
現在、ポルトガルにはストームが接近中。
金曜の午後には北西ウネリが強まり、土曜の早朝にかけてピークに達した後、午後にかけてゆっくりと落ち着く予想。
朝はオフショアで、その後はサイドショアに変化。
初期の予測は40-60ftの範囲を示唆している。
WSLツアー&コンペティションチームは、12月13日土曜日の開催に向けてウネリを綿密に監視している。
条件が整えば、次の24時間以内に開催を告げるグリーンアラートが発令される。
ネクストコールは現地時間12月12日金曜の午前8時30分に行われる。
(日本時間12月12日金曜日の17時30分)
『TUDOR Nazaré Big Wave Challenge』フォーマット

『TUDOR Nazaré Big Wave Challenge』は、ポルトガルのナザレにあるプライア・ド・ノルテが舞台。
今シーズンもトーインサーフィンでのチーム戦が継続される。
大会は1日で行われ、2名1組の9チーム。
合計18名のビッグウェーバーが出場する。
ヒートは3つのグループに分かれ、45分間ヒートを2回行う。
ヒートでは2名が交代でサーフィンとジェットスキーの操縦を担当する。
ベスト2ライドがカウントされ、その内のハイスコアはダブルポイントとして倍になる。
つまり、CTなどのパーフェクトスコアが20ポイントなのに対してBWTは30ポイント満点になる。
表彰カテゴリーはメンズ、ウィメンズの個人のほか、チームを含めた計3カテゴリー。
招待枠も含めた今年の出場選手は以下。
(大会開催日やその直前に変更となる場合もあり)
Team 1: Nic von Rupp (POR) / Clement Roseyro (FRA)
Team 2: Lucas ‘Chumbo’ Chianca (BRA) / Pedro ‘Scooby’ Vianna (BRA)
Team 3: Andrew Cotton (GBR) / Ben Larg (SCO)
Team 4: Rodrigo Koxa (BRA) / Vitor Faria (BRA)
Team 5: Rafael Tapia (CHL) / Pierre Rollet (FRA)
Team 6: Benjamin Sanchis (FRA) / Jerome Sayhoun (MAR)
Team 7: Justine Dupont (FRA) / Eric Rebiere (FRA)
Team 8: Michelle des Bouillons (BRA) / Ian Cosenza (BRA)
Team 9: Laura Crane (GBR) / Antonio Laureano (POR)
WSL公式サイト:http://www.worldsurfleague.com/
(染谷たかし)














