プロサーファー川瀬心那が、自らシェイプするサーフボードブランド「Cocona shapes design」を発表した。
川瀬はこれまでも試合中のインタビューなどで、シェイパーとして勉強中であると語ってきた。千葉県一宮町の「ON SURFBOARDS」で逢野貴広氏に師事し、修行を重ねた末に自身のブランド立ち上げへと至った。
インスタグラムで「自分のやりたいことが形になり、とても嬉しくワクワクしています」とコメントし、逢野氏や同社の職人への感謝を表明。プロサーファーとしてCT入りを目指す道と、シェイパーとして活躍する道という2つの夢に向け、「全力で挑戦し続けたい」と意気込みを示した。
売り上げは活動費として使用

このボードの売り上げは川瀬の活動費として使われる予定で、ボードのオーダーが直接、川瀬の応援につながるのも新しい試みだろう。
インスタでの告知に続き、YouTubeチャンネルでは製作した3種類のモデルについて解説している。
3種類のモデル
1本目:ツインフィンモデル「スピーディーズ」
フィッシュテールのツインフィンモデルで、ボリュームがありながら優れたコントロール性能を持つ。特にレールを入れた際の伸びがよく、キールフィンでの使用を推奨している。
「自分にとってはボリュームがあるけど、しっかりコントロールできて、レールを入れた時にグーっと伸びがあった」と説明し、「カーブを得意とするけど、緩いリップもできる。とにかく速さを体感してほしい」と語った。

2本目:ハイパフォーマンスモデル「20-20」
コンペティター向けのパフォーマンスモデルで、テイクオフの速さ、安定性、レールのフィット感が特徴。初めてのショートボードとしても、幅や厚みを出すなど、カスタムオーダーで対応できる。
「試合で使ってるボードとほぼ同じサイズ感」だが、自身が使う逢野シェイプとはボードの形状が異なり、新しい乗り味になっているという。

3本目:ファンボードモデル「トラックス」
スポンジボードからハードボードへの移行を考えている初心者向けのファンボードモデル。長さと幅があり、テイクオフやパドリングが不安な人でも扱いやすい。
「第一ステップとして選んでもらうと、サーフィンライフが楽しくなると思う。傾斜が緩い波、小さい波でクルージングするために作った。それでもアクションできるよう、テールを絞ってコントロールできるデザインにした」と解説した。

「一緒にオーダーミーティングを」
製造は千葉県一宮町のサンライズポイント近くにある逢野氏シェイプのサーフボードファクトリーで行う。
「心那がするのはシェイプだけ。その他の行程は、ここの職人さんにしてもらうので、本当に良いものが出来上がると思います。ここまで来てもらえれば、一緒にオーダーミーティングできますし、海に行って一緒にサーフィンしたり、お話を聞いたりして、みなさんの希望に合ったサーフボードをオーダーできます」と呼び掛けた。
独自の店舗はなく、問い合わせはウェブサイトかインスタグラムのDMで受け付けている。

(沢田千秋)
























