前田マヒナ

両親は日本人だが、オアフ島ノースショアで生まれ育ち、4歳でサーフィンを始める。ジュニア時代に世界トップレベルに上り詰め、ISAのワールドジュニアU-16ガールズで2連覇。WSLでは2014年にワールドジュニアのタイトルを獲得、同年のCTトラッセルズ戦にワイルドカードで出場する。2015年に挑戦したポルトガル・ナザレのビッグウェーブがそのサイズで最年少の女性と話題になった。幼い頃からハワイの波で鍛えられ、その屈強な身体と体幹から繰り出されるパワーサーフィンが特徴。18歳の時に「ジナスティカナチュラル」のインストラクター資格を取得。トレーナーとしての一面を持ち、東京五輪後は日本をベースにサーフィンや柔術のインストラクターをしてキッズ世代の育成をしたいと話している。2020年の『第2回ジャパンオープン』で優勝、2021年の『ISAワールドサーフィンゲームス』で8位となり五輪日本代表の座を手に入れた。