ブラジル代表のガブリエル・メディナとイタロ・フェレイラ Photo: TSN / Yasuma Miura

東京五輪サーフィン開幕前日。選手ら最終調整、ドレス・リハーサルに高校生サーファーらが参加

いよいよ明日7月25日からスタートする、東京2020オリンピックのサーフィン競技。

オリンピックスタジアム(新国立競技場)にて開催された開会式には、各国の代表選手らに加えて波乗りジャパンのメンバーも参加

そして一夜明けた本日24日は、各国の出場選手らが明日からの本番に向け最終調整を行った。また、運営面の確認を行う「ドレス・リハーサル」にはジュニア選手達も参加した。

出場選手ら最終調整

早朝と午後の2ラウンドで練習をしていたアメリカ、ブラジルチームのほか、オーストラリアやフランスなどの代表選手も最終調整を行った。

優勝候補筆頭、難易度の高いエアーを連発するイタロ・フェレイラ Photo: TSN / Kenji Iida
ライディングを抑え気味のジョンジョン・フローレンス。明日からの本番でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。 Photo: TSN / Kenji Iida
オーストラリア代表ステファニー・ギルモア Photo: TSN / Yasuma Miura
フランス代表ジェレミー・フローレス Photo: TSN / Yasuma Miura

ドレス・リハーサルにジュニア選手らが参加

また午前10時よりドレス・リハーサルとして、競技本番と同じ状態を想定した3つの模擬ヒートを実施。NSA強化指定を受けるジュニア選手らが本番の代表選手の代役となり、競技本番の進行や映像類などの運営面のチェックを行った。

模擬ヒートを1位追加の長沢侑磨 Photo: TSN / Kenji Iida
寺田文太 Photo: TSN / Kenji Iida
中塩佳那 Photo: TSN / Kenji Iida

波乗りジャパン

午後の潮の上げ込みのタイミングで、五十嵐カノア、大原洋人、都筑有夢路の波乗りジャパンも登場。明日の本番に向け最終調整が行われた。

大原洋人 Photo: TSN / Kenji Iida
都筑有夢路 Photo: TSN / Kenji Iida

12本用意した板のうち、最後の2本のどちらにしようかを確かめていたというカノア。「このストームズは3年くらい前に志田下の波に合うように作りました。今回4つくらい違うモデルを持ってきたけどやっぱりストームズが調子いい」と語った。自身のコンディションについても「今日はここに着いてから一番調子が良い日だった」と自信をのぞかせた。

五十嵐カノア Photo: TSN / Yasuma Miura
五十嵐カノア Photo: TSN / Yasuma Miura
五輪会場のすぐ近くに友人の野呂玲花らが設置した「Go! Mahina」の垂幕が掛けられている Photo: TSN / Yasuma Miura

なお、コロナ陽性によるフレデリコ・モライスに代わり、コスタリカのカルロス・ムニョスが繰り上げとなり、最終確定のヒート表が発表。
予定通りの進行であれば、明日は朝7時より大原洋人のヒートからスタートする。

Photo: TSN / Yasuma Miura

1年間の延期を乗り越え、いよいよ明日より開幕をする、東京20202オリンピックにおけるサーフィン競技。初日はどんな展開が待っているのか。
THE SURF NEWSの特設ページでは、ライブスコアの配信に加え、現地より最新状況をお伝えします。

▼東京オリンピック サーフィン競技特設サイト【試合結果・レポート記事】

(THE SURF NEWS編集部)

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