ウェイブプールでのエアショーというコンセプトで、2018年から開催されるようになった海外大手サーフィンメディアであるスタブ誌主催の「Stab High（スタブハイ）」。
ウェイブプールでのエアショーではあるものの、コロナ禍による入国制限などといった影響から昨年に引き続き、2021年スタブハイも海での開催となりました。
今年の会場となったのはエアリアルに最適なパンチーなビーチブレイクが広がる中米コスタリカのプラヤ・エルモサで、イベントがスタートした5月初旬から12日間に渡りバトルが繰り広げられました。
出場サーファー
出場サーファーはメンズ18名、レディバード部門のサーファーガール6名参加で、今年は大橋海人が日本人サーファーとしてスタブハイ初出場となりました。
■メンズ出場者
マット・メオラ
アルビー・レイヤー
イマイ・デヴォルト
マラカイ・マルティネス
パーカー・コフィン
イアン・クレーン
マテウス・ハーディ
ウェズリー・ダンタス
イーサン・オズボーン
大橋海人
ミッキー・クラーク
シャマ・ベックフォード
ジェット・シリング
ディラン・グレイヴス
マウロ・ディアス
エリック・ガイゼルマン
レッティ・モーテンスン
ジョシュア・モニーツ
■ガールズ
ソフィア・メディナ
ケイティ・シマーズ
エリン・ブルックス
ゾーイ・カイナ
ベラ・ケンワーシー
イザベラ・テイシェイラ
ジャッジは昨年同様にネイザン・フレッチャーとマイケル・フェブラリーが登場し、ウイメンズサイドにはイベントスポンサーのヴァンズのライダーであるアイナラ・アイマットが初参加となっています。
ちなみに、昨年のネイザンはジャッジにもかかわらず、出場者よりも高さのあるストレートエアーをメイクしてモンスターエアー賞を受賞していました。
全5話の見どころ
動画としてのスタブハイは5エピソード構成となっていて、各エピソードが30分前後と非常に見応えがあり、すでに全エピソードが公開されています。
今年の見所としては、昨年トップ争いを演じたイアン・クレーンとマット・メオラが再びのハイスコア勝負を演じることに。
ガールズでは、2×ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナの妹、ソフィアが初参戦になった点は注目でしょう。
また、ハワイアンのエリン・ブルックスはウイメンズサーフィンにおいて過去最高レベルと言われるほどのエアリアルをメイクしました。
全体的には、ハードなチャージを繰り返すことで体を酷使し、12日間もあったので怪我人続出という凄まじいイベントとなりました。2021年の優勝者は誰か？動画からチェックしてみて下さい。
来年はコロナ禍が収束し、オージーサーファーの参加もかなって再びウェイブプールで開催されたら嬉しいのですが、どうなっている事でしょうか。
